運動会で似合う帽子は赤白帽になるのか。

僕はふと思ったことがある。

運動会で家族参加型の種目において

父親はどんな顔でグラウンドの真ん中に行くのが正解なのだろう

想像してみてほしい。どんな顔で自分の親はグラウンドに集まったか。

男性の皆さん覚悟を決める時が来たようだ。

その時になって決めるには難しすぎる内容ではないだろうか。

今、決めておこうではないか。

考える前に条件を一つだけ設定させてほしい。

小学生の子どもを持った父親とする。

子どもが楽しそうにしているなか真顔の僕がグラウンドに向かうことはうちの子、いやすべての子どもたちに失礼だ。

論外だ。ありえない。どうした。どこか痛いのか。

まだ種目は始まっていない。

楽しむには早いのでは。

待てよ。これから始まる楽しいことを考えたらあふれてきた笑みなら。

いや、変態っぽい。

主役はあくまでも子ども。

僕ではない。

やる気を出しすぎた父親は必ずこける。

そして、家に帰って後悔する。

それが日本の運動会おじさんあるあるらしい。

つまり

この問題の答えはないらしい。

僕は帽子を深くかぶってグラウンドのまんなかに行こう。

ごめんな。パパどんな顔したらいいかわからなかった。

どんな帽子被ろうかな。